こんにちは!
テレワーク(リモートーワーク、在宅勤務)が浸透し、どこにいても仕事をこなせる環境が多くの企業で整ってきたようです。小さなお子さんがいらっしゃって、職種や勤務時間が限られてしまうシンママにとって、自宅に居ながらしっかり働けるテレワークはメリットがとても大きい反面、求められるスキルも大きく変化しており、何が求められているのかをしっかり認識していないとスムーズにお仕事がいかなくなってしまいます。

テレワークで必要なスキル

・コミニュケーション能力
以前のコラムで述べましたが、オンラインやメール等でのやりとりや打合せがメインとなるテレワークでは、対面でのコミニューケーション以上に「意図を正確かつ簡潔に相手に伝える」スキルが必須となります。文章でコミニューをとる機会も多いので、ご自身の文章が相手から見て分かりやすいか、伝えたい内容が正確にしっかり伝わっているか、改めてチェックしてみましょう。

・自己管理能力
勤務先のルールにもよりますが、特に成果主義でお仕事をしている場合は休憩や作業時間を自分でしっかり管理する能力が必要です。また、テレワークではパソコンを使用するケースが非常に多く、社外で重要なデータを扱う場合もあるかと思います。多くの場合、会社ごとにセキュリティ対策をしているので、そのガイドラインにしっかり従うのと同時に、個人としての自己防衛意識もしっかり持つ必要があります。プライベートとの境目があいまいにならないようにしっかりオン・オフの切り替えをしましょう。

・パソコンやネット環境への基礎知識
仕事で使用しているソフトがアップデートされて、見た目が変わってしまった時にアタフタしちゃったりしますよね?会社なら誰かに聞いたら一瞬で解決することも、テレワークでは一人で色々試しているうちに何時間もかかってしまうかもしれません。ネット環境も含め、ある程度パソコンの知識を深めておく必要があります。

リモートワーク

ひとり親家庭高等職業訓練促進等給付金とは?
テレワークだけでなく、転職や就労に有利な資格を取るための講習も、リモート(オンライン)で受講できることが一般的になりました。
練馬区では20歳未満の子どもを扶養しているひとり親家庭の父または母が、就労に結びつきやすい資格を取得するため養成機関で受講(通学またはオンライン)する際に、その受講期間(上限あり)中に促進給付金(月額14万円)を、さらに修了者には修了支援給付金(月額5万円または2万5千円)を支給します。
対象は、児童扶養手当の支給を受けているか、または同様の所得基準にある、練馬区内に住所を有し、20歳未満の子どもを扶養しているひとり親家庭のママ(パパ)となります。また、1年以上のカリキュラムを受講し、対象資格の取得が見込まれることが条件ですが、令和4年3月31日までに受講を開始する場合は、6か月以上の課程を受講するものも対象となり緩和されました!期限があとわずかではありますが、もし資格取得を考えている方は申請に向け、検討してみてはいかがでしょうか?
(注)申請する際に審査がありますので、必ず事前に管轄の総合福祉事務所相談係またはひとり親家庭支援係まで相談する必要があります。

対象となる資格
※令和3年4月1日から令和4年3月31日までの間に受講を開始する場合に限り、(16)~(20)の資格も対象となりました。
(1)看護師
(2)准看護師
(3)介護福祉士
(4)保育士
(5)理学療法士
(6)作業療法士
(7)保健師
(8)助産師
(9)理容師
(10)美容師
(11)歯科衛生士
(12)鍼灸マッサージ師
(13)社会福祉士
(14)製菓衛生師
(15)調理師
(16)シスコシステムズ認定資格
(17)LPI認定資格
(18)専門実践教育訓練給付のうち、受講期間が6か月以上の資格
(19)特定一般教育訓練給付のうち、受講期間が6か月以上の資格
(20)一般教育訓練給付のうち、受講期間が6か月以上かつ情報関係の資格

なお、支給額は以下の通りです
(1)高等職業訓練促進給付金
月額140,000円
※申請月からの支給となります。

(2)高等職業訓練修了支援給付金
住民税非課税世帯:50,000円
住民税課税世帯:25,000円

詳しくは練馬区のホームページ「ひとり親家庭高等職業訓練促進等給付金」をご覧ください。

この制度と併用可能な貸付制度あります(条件を満たせば返済免除となる制度もあります)。また、実際にどのような講座が対象資格の範囲なのかはこちらで確認できますよ!
https://www.city.nerima.tokyo.jp/kurashi/jinken/hitorioya/kateikotogino.files/kotosyokugyo_sikaku_r3.pdf
(18)~(20)の養成機関は「教育訓練給付制度 厚生労働大臣指定教育訓練講座 検索システム」で検索できます。
システムに希望の養成機関および講座がない場合はお問い合わせください。
「教育訓練給付制度 厚生労働大臣指定教育訓練講座 検索システム」
https://www.kyufu.mhlw.go.jp/kensaku/SSR/SSR101Scr01S/SSR101Scr01SInit.form

お問合せ:
生活福祉課ひとり親家庭支援係(本庁舎10階)
電話 03-5984-1319
(月曜から金曜:午前8時30分から午後5時15分まで)

いかがでしたでしょうか?新たな資格を取得してキャリアアップを目指したい方は、この給付金もぜひ検討してみてくださいね。