こんにちは!今年の冬も猛威を振いそうな予感のインフルエンザ。皆さん、対策は万全ですか?
実は地球の裏側、南半球の状況が今年の流行の参考になるそうです。2022年のオーストラリアでは、4月後半からインフルエンザ患者が通常よりも増加し、医療が混乱しました。今後、外国からの来訪者が増えることで、ウイルスが日本にも持ち込まれる可能性があります。過去2年間、日本での流行がなかったため、集団免疫が低下し、特に子供たちを含む社会全体での流行が懸念されています。

インフルエンザに注意

インフルエンザの症状は?
インフルエンザと風邪は、のどの痛みや咳(せき)などよく似た症状がありますが、風邪とインフルエンザは、症状も流行の時期も違います。軽症で回復する人もいますが、中には、肺炎や脳症などを併発して重症化してしまう人もいます。
今年はA香港型の流行が予想されています。このタイプは重症化や死亡のリスクが高く、警戒が必要です。症状の特徴としては、①2−3日続く38.5℃以上の発熱、②咽頭痛、咳、鼻風邪など、③肺炎初期の胸部レントゲン像、④嘔吐、下痢を伴う腹痛、⑤息切れ、⑥低酸素血症などが挙げられます。

感染経路は2種類!
インフルエンザの感染経路は2種類あります。
飛沫感染:学校や満員電車など、人が多く集まる場所で感染者のくしゃみや咳などの飛沫(ひまつ)と一緒にウイルスが放出され別の人が口や鼻から吸い込んで感染します
接触感染:電車やバスの吊り革、ドアのぶなど感染者がくしゃみなどを押さえたてで周りのものに触れウイルスが付着し、別の人がその物に触れて手に付着、その手で口や鼻を触って粘膜から感染します。
インフルエンザを予防するためには、こうした飛沫感染、接触感染といった感染経路を絶つことが重要です。

予防方法は正しい手洗いや健康管理、そして予防接種!
正しい手洗いが重要です!
しっかり、正しく手を洗うことで付着したウイルスを落とすことが可能です。ウイルスは石けんに弱いことが知られています。手のひらだけでなく手の甲、指先、爪の間、そして手首までしっかり洗いましょう。普段の健康管理を徹底することで重症化を防ぐことができます。

予防接種を受けましょう
インフルエンザワクチンは重症化を予防する効果があります。特に高齢者や基礎疾患のある方、子供や学校・職場で接触が多い人は、ワクチン接種を検討をおすすめします。
その他、適度な湿度を保ったり、人混みや不要不急の外出を控えたり、積極的な予防対策を心がけましょう。コロナ感染拡大が続く中、インフルエンザ感染との鑑別が難しくなっています。手洗いやマスク、咳エチケットなどの対策は依然重要であり、人混みを避けることも大切です。

参考:政府広報オンライン https://www.gov-online.go.jp/useful/article/200909/6.html

ひとり親家庭ホームヘルプサービスをご存知ですか?
練馬区では小学生以下の児童がいるひとり親家庭で、就業や修学、疾病等の理由により、子どもの見守りや保育園の送迎などに支障があるときに、ホームヘルパーの利用を支援します(新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、新型コロナウイルス感染症終息までの間、事業を拡充します)。学級閉鎖等でお子さんの預け先がない場合など、相談してみてはいかがでしょうか?

利用できる方:練馬区内にお住まいのひとり親家庭で、つぎのいずれかに該当するため子どもの世話等の日常生活に支障をきたしている方
(1)就職活動または技能習得のために通学をする場合
(2)就労または通勤時間の事情のため必要な場合
(3)疾病等の事情のため必要な場合
(4)新型コロナウイルス感染症拡大防止のために保育園・学童クラブなどが休園・休室または登園・登室の自粛となり、お子さんの預け先がない場合(在宅勤務の場合も可)
(5)その他ひとり親家庭のためホームヘルプサービスが必要と認められる場合

サービス内容:子どもの世話、子どもの食事の介助、子どもの保育施設等への送迎など
※専門的な知識や技術を要する看護等はサービス内容に含みません。
※送迎は、自宅と保育施設等の間で、延長保育・休日保育等の保育サービスを利用した後の必要時間です。
※保育施設等の送迎以外の子どもの見守りは、居室内で行います。
※家事援助は、子どもの見守りに支障のない範y囲で区が必要と認めた場合に「軽易な食事の支援」「居室の簡易な掃除・整理整頓」を行います。

派遣回数:原則、月12日まで(必要に応じて1日に2回までは可) ※就労状況、家庭状況等により、区が必要と認めた場合は月24日まで
派遣の時間帯:午前7時から午後10時までの時間帯
1日の派遣時間数:8時間を上限とし、1時間を単位に必要と認められる時間数

費用負担:所定の利用者負担額がかかりますが、新型コロナウイルス感染症終息までの間無料になるようですので詳しくは所轄の総合事務所にご相談ください。

いかがでしたか?目に見えないウイルスと戦うことは難しいことですが、ご自身でできる対策はしっかり取って家族みんな健康でこの冬を乗り切りましょうね!