こんにちは!
ひとり親家庭に対しさまざまな助成や手当がありますが、今回はその中であまり知られてないかもしれない転居費用に関する助成を今回ご紹介します!

上昇する家賃
物価の上昇とともに住宅家賃の上昇傾向も著しくなってきたようです。都心のみならずコロナ禍で郊外人気も進み全国的に家賃は今後も上昇傾向が続くと予想されます。現在、お部屋探しをしている方も予想以上に家賃が高く苦労しているのではないでしょうか?

ひとり親家庭転宅支援給付金

ひとり親家庭転宅支援給付金とは?
練馬区では家賃負担を軽減するため、今より安い家賃の住宅への転宅を希望する世帯に対し、敷金・礼金などの契約費用(上限30万円)と引越し費用(上限10万円)を助成しています。今より安い住宅に転宅することによって、家計の改善が見込まれるとファイナンシャルプランナーが評価した方が対象です。区の実施するひとり親家庭向けの家計相談で、ファイナンシャルプランナーが家計の相談を受け付けます。

申請要件
つぎのすべてに該当する方が対象で、この給付金の支給は原則1回限りです。
・練馬区から児童扶養手当または児童育成手当を受けている方
・区内の賃貸住宅から区内の賃貸住宅への転宅を検討している方
・生活保護を受給していない方
・区の実施する家計相談事業で、家賃の安い住宅への転宅が家計の安定につながると評価された方
※これから転宅する方が対象です。
※転宅前、転宅後のいずれも申請者本人が賃料を支払っている場合が対象です。

対象費用・金額
1 契約費用
【対象となる費用】
・敷金、礼金、仲介手数料、火災保険料、保証料、鍵交換費用
金額 上限30万円

2 引越し費用
【対象となる費用】
・家財道具等の荷物の運搬を運送業者に依頼するための費用
※レンタカー等の貸渡自動車を手配した場合の費用などは対象となりません。
金額 上限10万円

支給までの流れ
1 相談予約
・練馬区ひとり親家庭支援ナビ」から家計相談の予約を取ります。

2 家計相談
・ファイナンシャルプランナーが家計の状況を聞きつつ家計診断や長期的なライフプラン設計等をご案内いたします。より家賃の安い住宅への転宅が家計の安定につながると評価された場合、相談の後に評価書を交付します。

3 申請
・窓口または郵送により受け付けます(家計相談で交付された評価書が必要です)。

4 お部屋探し
・支給対象の決定を受けたら、転宅先として検討している住宅の家賃額や住所、契約費用などがわかる書類を提出。審査完了後、支給金額の決定通知が送られてきます。

5 引越し
・支給金額の決定を受け、契約・引越しが完了したら、あらかじめお渡ししている請求書様式と支払った金額がわかる領収書の写し等を提出します。

6 給付金が指定口座に支給されます

事業案内チラシはこちら
チラシ

お問い合わせ先:
生活福祉課ひとり親家庭支援係(本庁舎10階)
電話 03-5984-1319(月曜から金曜 8:30〜17:15)

いかがでしたか?月収の3分の1程度が家賃の目安とされています。家賃高いな…と思った方は一度相談してみてはいかがでしょうか?